相手そのものになって出会う世界

今まで人間がやってきたことは

同じ時間や体験を共有すれば

わかりあえるのではないかと

そのような方法で関係性づくりを頑張ってきた

人間の深いところでは

わかり合いたいけど

どうせ分かり合えない

深い諦めの涙が内在している

しかし、お互いの判断基準(観点)が

どのようにつくられたのか？と

脳機能の限界を理解すると

自分の判断基準の外、観点の外へは、

一歩も外に出られないのが

人間なんだということが明確にわかります。

目の前に相手がいても

出会っているのは相手ではなく

実は自分の判断基準なのです。

わかりたいのにわかることができない、

愛したいのに愛せないという

涙を内在した人間の現在地があるのです。

自分の判断基準や観点を

オールゼロ化して相手と出会うこと。

そこには我慢して相手に合わせる概念はなく

相手そのものになって出会う世界

そこではじめて、

お互いが深く理解できるようになり

さらに円満な人間関係がつくれるようになります。

相手を大切に想うことと同様に

自分自身も大切にしてこそ、

本当の尊厳関係がつくられる✨